MolDesk Screening version 1.1.7 リリース

機能追加

  • 海外ユーザからの指摘で、特定の言語ロケールでMolDeskを起動したときに、実数入力でエラーになったり、PDBが正しく入力できない現象が見つかったので、起動時の言語ロケールを英語に限定した。
  • スクリーニング計算を、2015年版 LigandBox に対応した(初回版の 2014年版 LigandBox も使用可能)。
  • ドッキング計算とスクリーニング計算において、[Select Receptor Molecule] ボタンを作成して、受容体分子(複数可)を厳密に選択可能にした(受容体分子の選択は、ツリー表示の右クリックメニューでも可)。選択中の受容体分子は、ツリー表示で [Receptor] と表示するようにした。
  • ポケット作成 [Make Pocket] とポケット探索 [Find Pocket] を別々のボタンにした。
  • ポケットのプローブ点を生成する分子(複数可)を、厳密に選択可能にした。(ポケットのプローブ点を生成する分子とは、その表面にプローブ点を生成する分子、または、分子の座標自体をプローブ点にする分子のこと。)
  • [Input from File]で、#行入りの mol2ファイル も読み込めるようにした。

バグ修正

  • ligand Info画面の化合物をクリックしたときに非表示になる化合物が、ツリー表示のハイライト表示と連動してなかったバグ修正
  • [Add Hydrogens] を実行した後に、[File] – [Export PDB] メニューで、系全体のPDBファイルを出力するときに、正しいPDBが出力できていなかったバグ修正。