MolDesk Screening version 1.1.8 リリース

機能追加

  • スクリーニング計算で、ドッキング計算のオプションに、Flexible / Rigid を追加して、機械学習で使用する既知活性化合物に対して剛体でドッキング計算できるようにした。この機能は、既知活性化合物としてユーザが見出した仮想分子を使用するケースに対応したものである。
  • ツリー表示で、分子番号が必ず連番になっていたが、初期の番号をなるべく保存するようにした。ただし、tplgene が実行されると連番になる。
  • 上記の改良により、分子の削除、コピーの処理速度が高速になった。
  • ツリー表示の右クリックメニューに、複数の分子を選択して、1個の PDB を出力するメニュー [Export PDB] を追加した。
  • ドッキング計算やスクリーニング計算において、受容体に、ポケットを含まないようにした。ポケットを選択した場合は警告画面を表示。
  • 計算エンジンとして使用している myPresto の実行プログラムを、tplgene 以外はすべて、2015年12月に公開された最新版の v.4.400 に更新した。